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2018年チャンピオンズリーグ決勝。3/3

リヴァプール

ゲームプラン
最初から、サラーを使った攻撃で得点を狙いに行く。左サイドから、斜めのクロスやパスで、中に入ったサラーにパスをする作戦。それで、マルセロが前に出たスペースを使おうとしたが、前半の最初はマルセロがそこまで攻撃参加してないので、良い形でのシュートは少ない。
完璧に、マルセロが上がったスペースを使う作戦。前半から、その作戦で66.ALEXANDER-ARNOLDの上りや右ウィングのサラーなどを使い。なるべくマルセロのオーバーラップさせないで、マルセロを自陣内でプレーさせようとする作戦。
24:57
サラーの負傷でゲームプランが崩れる。少し、サラーにとって上手くいっていないことが、精神的にセルヒロラモスの腕を離すのを遅れるプレーにつながってしまった。
20.LALLANA(30↑)が左ウィングに入り、マネが右ウィングにポジションを変える。逆サイドのリヴァプールの左サイドのボールではマネが中に入って裏を狙い、サラーがやっていた役割に近い役割をする。

レアルが左サイドからばっかり攻めてくるのでクロップ監督は、ワントップのフェルミーノを、守備で左サイドに走らせるようにした。そのため、密集した守備でボールを奪取できた。しかし、密集する守備はサイドチェンジに弱く、そこを突かれてピンチを作られた。

後半5:08のレアルの得点シーン1. KARIUSのミス。明らかに、周りの状況を理解できていなかった。視野が狭くなり暗示にかかっているのを、ベンゼマ選手は見逃さなかった。26.ROBERTSONにスローイングした方が、良い形で、攻撃ができた。ベンゼマ選手やレアルの選手のポジショニングにより、リヴァプールの右サイドにスローイングするのはリスクが強すぎた。


攻撃
1、陣形を整えての攻撃。
角度のあまりない、縦の5分割エリアで隣のエリアをまたがない角度の少ない縦パスを有効に使う作戦。それを可能にするために、フェルミーノがサポートする能力が高いので、フェルミーノにサポートさせる。その代り、空いた中のスペースにサラーが走り込む。
11:29
フェルミーノが、サラーの守備のケアに行きたいが、サイドチェンジを使われ、中々レアルの左サイドにサラーのケアに行けなくなってくる。
21:32
レアルの右サイドバックのカルバハルが前に、ハイプレスを仕掛けにきた。そこを浮いたパスでカルバハルのプレスをかわす。モドリッチも前にプレスを仕掛けに行っていたので、裏を突くことができた。ワンタッチでプレーが続いていて、裏へのロングボールもワンタッチだったので、カゼミーロのカバーリングが遅れた。また、局所的数的有利も入っていて、フェルミーノ選手とマネー選手対ヴァラン選手と言う、かなり嫌な局所的数的有利を作った。セルヒロラモスのカバーリングが、遅かったら1点ものだった。


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後半8:50
レアルが前半の最後の方にやった、局所的数的有利と似ている。マネとフェルミーノ対セルヒロラモスの形ができていた。ただ、レアルのセンターバックのヴァランの身長が高くジャンプ力もあったのでなんとか頭で触り、事なきを得た。


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その直後の、コーナーキック、得点になり練習通りのコーナーキックの印象。まず、5.WIJNALDUMがキーパーの前で、ポジション取りをしてキーパーが出ずらい状況を作る。ミルナー選手が、遠心力のキックのフェイントを入れて、浮いたキックをする。落ちてくる場所に、フェルミーノが上手く手を使いヴァラン選手の死角に入り、フェルミーの選手とロブレン選手対セルヒロラモス選手の状況を作る。セルヒロラモス選手は、フェルミーノに注意が行き、ロブレン選手に強く当たれなかった。ただ、高く浮いたコーナーキックでは強いヘディングは打てないので、5.WIJNALDUM選手がオフサイドにならないように、ナチョ選手をブロックする。そこを、マネ選手が走り込みシュート。

2、カウンター
なるべく、カウンターの逆サイドの幅はハーフスペースまで。逆サイドがめいっぱい開いて、逆サイドにサイドチェンジして逆サイドのウィングにパスが渡るよりも、サイドチェンジの時に逆サイドのハーフスペースにいた方がチャンスにつながりやすい。カウンター対策としても、ハーフスペースのある程度高い位置のほうが、カウンターに対処しやすい。サイドのスペースは最低限しか使わず、なるべくペナルティーエリアのスペースでやる攻撃。
16:46
角度のない縦パスを使ってのカウンター。フェルミーノが戻って守備をする。クロースは、サラーが見えてないので、逆サイドにいると思っている。その裏を突き、サラーが斜めにパスをもらう。角度のない縦パスを有効に使ったカウンター。でも、それだけだと囲まれるが、サラーのテクニックが凄くて、速い縦パスを、左足で浮かせたフリックをした。ボールを浮かせたことにより、カゼミーロは触ることができなかった。ワンタッチでできるのが凄すぎるぐらい。

守備
1、 陣形を整えての守備
1:51
サイドバックのカバーには、センターバック。そして、そのサイドのセンターバックのスペースに抜かれたサイドバックがスペースを埋めるカバーリング。また、アンカーのヘンダーソンも同じようにセンターバックのスペースのカバーをする。このシーンではヘンダーソンの死角にイスコがフリーでいる。カバーが多いが、真ん中の必要な所に選手がいない。多分これは、オフサイドトラップを狙ったため。あと、もしかしたらレアルが良く使う局所的数的有利の作り方の対処方なのかもしれない。なので、ロナウドがマイナスのグランダーパス。
そして、予想フォーメーションと逆の右インサイドハーフの5.WIJNALDUMが、リヴァプールの右サイドの守備をする。
4-3-3でプレスをする形。一番前の3トップでパスコースを狭め、限定したコースにパスを呼び込みボールを持っている選手を囲む戦術。徹底的にサラーを走らされている。

4ロブレンの運動量も落ち、ベイルにプレッシャーを与えられない。ベイルはスピードもあり縦への突破力もあるので、縦に注意が行き過ぎて、クロスを入れられる。ベンゼマがフリーでシュートを蹴るが、キーパーに弾かれる。


2、カウンターの守備
フェルミーノがボールを奪われた時にすぐにプレスに行く役割が多い。
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2018年チャンピオンズリーグ決勝。1/3

今回、リヴァプールのゴールキーパーのカリウスのミスがとりだたされるが、ゲームプランだけで考えると、レアルマドリードの方が緻密に準備していた。1点目以外、リヴァプールディフェンスのミスがあったのも確かである。後半になると、リヴァプールは足が止まっているし、今回負けたのは決してカリウスのミスだけではない。
長くなりすぎたので、全部で3回にわたり、分析したものを出そうかと思ってます。

リヴァプール対レアルマドリード
天候(晴れ) 気温(20.0℃) 湿度(37%) ピッチ状態(良)

レアルマドリード

  7.RONALDO    9.BENZEMA(後半44↓)          

        22.ISCO(後半15↓)

 8.KROOS        10.MODORIC’

       14.CASEMIRO

12.MARCELO 4.RAMOS 5.VARANE 2.CARVAJAL(36↓)

        1.NAVAS



後半15分
7.RONALDO  9.BENZEMA(後半44↓)  11.BALE(後半15↑)
          

 8.KROOS        10.MODORIC’

       14.CASEMIRO

12.MARCELO 4.RAMOS 5.VARANE 2.CARVAJAL(36↓)

        1.NAVAS



SUBSTITUTES
13.CASILLA(GK)
6.NACHO(36↑)
11.BALE(後半15↑)
15.THEO HERNANDEZ
17.LUCAS VAZQUEZ
20.ASENNSIO(後半44↑)
23.KOVACIC

COACH
ZINEDINE ZIDANE




リヴァプール


  19.MANE   9.FIRMINO   11.SALAH(30↓)

5.WIJNALDUM   14.HENDERSON  7.MILNER(37↓)

26.ROBERTSON 4.VAN DAJIK 6.LOVREN 66.ALEXANDER-ARNOLD

1. KARIUS


SUBSTITUTES
22.MIGNOLET
2.CLYNE
17.KLAVAN
18.MORENO
20.LALLANA(30↑)
29.SOLANKE
23.EMRE CAN(37↑)

COACH
JURGEN KLOPP



分析
レアル・マドリード

全体
ゲームプラン
イスコにハードな役割を持たせる作戦。最初から、ベイルと交代するのは、ゲームプランの一つだった。ベイルはこの試合の前から、コンディションが良くゴールも決めていた。イスコが、前からプレスをかける為、どんどんアンカーやセンターバックにプレッシャーをかける。イスコが自由に右サイドや左サイドに走っている。
レアルマドリードは左サイドから攻めることが多い。そのため、ロナウドは左サイドで受けることが多い。前半の最初はサイドチェンジが少ない。一番怖いサラーのカウンターの威力を落とすためにサラーを走らせる作戦。また、サラーが高い位置をとることが多いので、サラーの後ろのスペースを突く作戦。
前半は、バランスをとって攻めている。(2-3の形でカウンターの守備をする。)サラーの運動量が落ちて、カウンターの威力が少なくなったところで、ベイルを使い勝ちに行く作戦。ベンゼマは右サイドにいることが多く、そこから得点を狙うことと、リヴァプール左サイドバック26.ROBERTSONがカウンターの起点にならないようにと、ある程度のサイドの幅をとる役割をした。そうすることで、ベンゼマの体力を温存も狙いとしてあった可能性がある。しかし、守備でベンゼマは走っているので、守備で走らせるためかもしれない。
8分ごろからレアルマドリードの右からの攻撃も多くなってきた。右サイドから攻め始める前に、リヴァプールのチャンスがあった。ここらへんで、作戦の切り替えがあったのかもしれない。結局、左サイドからしか攻めてないと、リヴァプールが対応できてくるので。左から攻めたのは6分28秒にマネに裏のスペースを使われたのとフェルミーノがレアルの左サイドで守備するようになりボールを奪われたのと、サラーが守備で走らなくなったことと関係がありそう。その為、レアルマドリードは、キーパーのナバスがピンチでボールをキャッチしたタイミングで指示を出したのかもしれない。フェルミーノがレアルの左サイドまで来るということは密集しているに近いので、サイドチェンジを使う戦術に切り替える。
カルバハルが負傷退場してから、大味の展開になる。スペースができ初め、お互いにカウンターが決まりだすようになる。お互い、中へのクロスをとられてカウンターされることが多くなった。
41:16
残り時間が少ないが、後半もあるのでテンポを遅らす。カウンターはリヴァプールが得意な所でもあるので、レアルは後ろで回すようにしペースを遅らした。
この試合の前半は、ベンゼマ選手とロナウド選手が近い位置で、局所的数的有利を作ろうとする場面がかなりあった。

角度のない縦パスを、逆に多用する戦術にした。なので、前を向くため、フェイントとか体の向きを練習していた可能性がある。

前半の最後の方から、ロナウドが真ん中でゴールを狙うポジショニングが多くなった。

4-3-3-になってかから、入ったベイル選手が、4-4-2のブロックの中盤の4の一番右に入ることが多い。ロナウド選手が、2の位置にいる可変型の4-3-3。

後半23分ごろになってから、リヴァプールの汗の掻き方が凄い。ここらへんで、足が止まりつつある。多分そこでの、ベイル選手の投入。やはり、体力を奪ってから得点を奪おうとしていたので間違いなさそうだ。でも、レアルの選手も疲れてはいる。

疲れて守備において足が止まりかかっているロナウド選手をレアルのツートップの右に置く。ベイル選手が、交代して間もないので体力があるので、ベイル選手の運動量を使うのと、レアルの左サイドは、前半左から攻めていて、マルセロ選手も疲れかかっていて守備の穴を小さくするためではないかと思われる。ただ、マルセロ選手も高い位置をとっているので理由はわからない。


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後半37分(得点シーン)
マルセロ選手の精度の高いサイドチェンジ。ベイル選手がフリーになっているのを見逃さなかった。そこから、ベンゼマ選手が、ベイル選手に対してのプレッシャーを遅らせる為に、26.ROBERTSONの死角の裏に走り込む。足が止まっているのもあって、後ろの人数は足りているのに、ベイル選手にプレッシャーが全くなかった。それで、無回転のシュートをベイル選手は落ち着いて蹴れた。無回転のセオリーは両手で、前に落とすこと。フォワードのプレッシャーもないし、ボールを前に落とそうとしたが、飲まれていて、ボールを待ちきれなかった。こういう試合では、ボールを触らないキーパーは、メンタルが大切になる。

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ボールを触らないターン。

今になって、ようやくチャンピオンズリーグの決勝を分析してます。でも、けっこう分析は大変で、おとといから初めて、ワードで6枚書きましたが、前半6分しか進んでないです。

なので、少し面白い所があるので、先にブログに載せます。

今回の、リヴァプール対レアルマドリードで、レアルマドリードがやりたかったのが、一番得点力のあるサラー封じです。それで、とった作戦が、サラーを守備で走らせる作戦です。執拗に、サラーのいるレアルの左サイドからしか、前半の最初は攻めてなかったです。
もちろん、プレスを回避するのに、浮いたパス(多分チップキック。)を多用してます。テクニックがあって可能な作戦です。

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また、左サイドからビルドアップしても、効果的だったのが、ボールを触らないでするターンです。ちょうど、6分16秒のシーンなどでやります。
ボールに触らないで、コンパクトに後ろを向くので、ターンが読みづらく、リスグが高い後ろを向くという作業をボールを失わないで可能にしてます。声かけや、ボールを失わないように関節視野も使うことが大切になります。

それで、徹底的にレアルはサラー選手のいる左サイドから攻めてます。

サラー選手が怖いので、マルセロ選手は攻撃を控えて、イスコ選手がハードな役割で、最初からベイル選手を入れることはゲームプランで組み込まれていたかのように思います。

サラー選手の足が止まって、カウンターの威力が少なくなった所で、ベイル選手を入れて、勝負に出るという作戦だったと思います。しかし、サラー選手が怪我で交代になり、リヴァプールはかなりきつくなりました。

レアルマドリードの左サイドから攻める攻撃は、フェルミーノのポジショニングなどにより、サイドチェンジを多用したりして、レアルの右サイドから攻めることもありました。フェルミーノがサラーのいるサイドにいて密集した場合には、逆サイドは手薄になりサイドチェンジに弱くなるので、ゲームプランをいくつか考えていたかと思います。しかし、サイドチェンジをレアルがしても、時間を見計らって、サラーを守備で走らせることはありました。

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レアル対ユベントスのクリスティアーノ・ロナウドのPKに驚きました。

PKのキックで、凄いと思うことは少ないです。しかし、レアル対ユベントス、チャンピオンズリーグのセカンドレグ、クリスティアーノ・ロナウドのPKには、久しぶりに声を出すほど、驚きました。
このPKの場面では、普通の選手ならプレッシャーがかかって、ボールをふかしてしまう事を考えます。なので、ロナウドから右上のあのコースになかなか蹴れません。入れなければ、敗戦が近くなる場面ではどうしても違う手堅いコースを選択しがちです。でも、クリスティアーノ・ロナウドは、そのプレッシャーさえも力に変えて、右上のコースに蹴ります。
ブッフォンが退場して試合勘のないキーパーっぽくて(ユベントスはずっとキーパーがブッフォンなので)ポジショニングをミスってたのもあります。なので、あの右上のコースにいけばロナウド的にはキーパーは取れないとわかっていたと思います。でも、あの右上のコースに自信を持ってあのスピードであのコースに突き刺すメンタルには、久しぶりにサッカーの動画で、声を出すぐらい、衝撃をうけました。
しかも、しっかり遠心力のキックに、インサイドキックのフェイントを入れてます。

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ハーフスペースと真ん中で3人配置をやるチームが増えました。

まず、マンチェスターシティーが5トップ気味に、縦の5つのラインに配置する布陣を作りました。格サイドに1人づつと、各ハーフスペースに1人づつ、そして真ん中に1人の布陣を使ってブロックを攻略する戦術を作りました。
そして、リヴァプールが、陣形を整えてからのハイプレスの回避に、各ハーフスペースと真ん中で3人の配置にして、こぼれ球を拾いやすくしやすい形をとりました。
そしてから、スペインのラ・リーガで、アトレティコ・マドリードが、マンチェスターシティーの5トップに近いのですが、これがカウンターを受けやすいので、シメオネはこの形を工夫して改良して4-4-2のブロックを攻略しようと考えました。
簡単に言えば、各ハーフスペースと真ん中の3トップの形に似た形を作るシステムです。



アトレティコ・マドリード対バレンシアの58分26秒の1点目のシーンです。アトレティコからみて右サイドからの陣形を整えてからの守備の時です。アトレティコの右サイドの20番から6番に斜めのバックパスで同サイドにいるハーフスペースにいる6番の選手にボールを戻します。
この時に、少し前から事前に予測して、同サイドのハーフスペースにいる選手がライン間(バレンシアの同サイドのサイドバックと同サイドのセンターバック、同サイドのボランチと同サイドのサイドハーフの四角形の中間に近い間のポジショニング)のポジショニングを取ります。
ここで、注意することが、ハーフスペースとライン間の違いです。ライン間は間のポジショニングですが、ハーフスペースは、縦に5分割したサイドと真ん中の間のスペースなので似てますが別物です。ハーフスペースの方がエリアは大きいですし、定義も広いです。ピッチを横に分割したミドルサードでもハーフスペースという言葉は使えます。




そして、真ん中のグリーズマンが、バレンシアの同サイドのセンターバックが前に出れないように、あえて気づくか気づかないかのぐらいでプレッシャーに行きづらくします。

そして、逆サイドの選手は、ハーフスペースというよりも真ん中ですが、4バックの逆サイドの選手の近くにいて、ほぼ、ハーフスペースに1人づつと真ん中で3トップの形を作ります。



そして、アトレティコの20番のサイドバックのポジションにいる選手はパスを出したら、サイドに走り、ライン間にいる味方に対するサイドバックのプレッシャーを少なくするために、ボールを出した瞬間に走ります。普通なら、サイドバックはもっとハーフスペースにいるライン間の選手にプレッシャーを与えて前を向けさせたくないのですが、フリックを使われて、裏を取られる可能性があるので前に出れませんでした。これも、局所的数的有利の考え方を応用しています。バレンシアの左サイドバックにとっては、対応をしなければならない選択肢が増え、迷いが生まれ判断が遅れています。
バレンシアの左センターバックにとっても、それは言えて、真ん中のグリーズマンに着くか、ライン間の選手に行くかで選択肢がいくつかあり、迷いが生じて判断が遅れています。

そのことにより、本来なら、後ろの左サイドバックか左センターバックがフォアチェックでボールを奪いたいところですが、それができませんでした。
そして、角度のない縦パスでライン間にいる選手に渡ったのですが、本来なら、後ろの選手がわからずにプレッシャーを受けやすいのですが、プレッシャーを受けずドリブルしてシュート、遠心力のキックで、軸足と体の向きのフェイントを入れたシュートでゴールしました。遠心力をキックに組み込んだ方がボールのスピードは速くなります。



かといって、同サイドしか選択肢がないというわけではないので、バレンシアとしては守りづらいです。

全部の一連の試合を見てないので違う方法かもしれません。ただ、形から推測すると、逆サイドは、後ろからボールが出る瞬間に4-4-2のブロックの間で受けられるポジショニングを取っています。なので、バレンシアの逆サイドのサイドバックは逆サイドのハーフスペースよりの真ん中にいるアトレティコのフォワードにマークをつけなくてはなりません。そして、そこにマークがつくと、4-4-2のブロックの真ん中の4の所のサイドハーフとボランチの間のポジショニングにいた選手が、サイドバックの大外のハーフスペースを少し回りながら、局所的数的有利を作ろうとします。
これにより、もし同サイドが難しくても、逆サイドで数的有利を作れているので、いくつかの攻める型があります。

多分、これはマンチェスターシティのグラウディオラ監督が考えた5トップの形をもっと守備的にしてバランスをとったシステムになります。

こうやって、誤差はあるもののハーフスペースと真ん中にに1人づつで3人の形は進化しています。


局所的数的有利は、2017年6月14日の記事に載せてます。ただし、局所的数的有利という言葉を書いたのはその後からかもしれません。局所的数的有利という言葉をいつ使ったかまでは覚えてませんが、前シーズンのレアルマドリードのジダンが最初に意識的に使った気がします。
マンチェスターシティの5トップの形と、リヴァプールの3トップでハイボールのこぼれ球を拾う戦術は違う記事に載せてます。遠心力のキックもやり方を載せてます。けっこう記事があるのでわかりづらいかもしれませんが、はしょらせてもらいます。

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サッカー用語というカテゴリーが、初心者から上級者まで、楽しめると思います。あと、自己肯定力の付け方とか、メンタルに関することも載ってます。フィランジマグというブログも、アメーバでやっています。

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